アートスペース油亀 展覧会情報

2008.11/17(月)〜30(日) 

藤田祥・山村富貴子 作陶展 「チャ・ノヘヤ」  

アートスペース油亀 企画展 藤田祥・山村富貴子 作陶展 「チャ・ノヘヤ」

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  備前焼作家 藤田祥・山村富貴子の展覧会。

岡山市では今回の油亀が初個展、初発表となります。

栄元の著書「茶経」に伝わる「チャ・ノヘヤ」伝

 

むかしむかしのそのまた昔。

西方より海を渡りて、備前の国へ辿り着いた

「チャ・ノヘヤ」と申す男がおった。

「チャ・ノヘヤ」は備前に着くや否や

山の土を使うて小さな庵を結んだそうな。

そうして、庵に訪ねてくる者あらば、誰であろうと

「ドリンカテイ」と言うて

碗にいれた草色の煮汁を差し出いて

来訪者の口と体の渇きを

とり除いてやったということである。

 

この「チャ・ノヘヤ」伝に基づき、展覧会に向けて油亀の土間に、備前の白い土を数トン運び込みます。

その土を使い、約1週間かけて即席のお茶室をこしらえます。

こしらえたお茶室では、期間中にお越しくださったみなさんに

作家自らお茶の振る舞いをするという楽しい展覧会です。

会場の雰囲気、お茶の味、口に触れる備前焼作品の感覚を身体を使って味わってみてください。

 

栄元の著書「茶経」に伝わる神話「チャ・ノヘヤ」伝というのは、作家藤田祥の作り話です。

※会場で振舞うお抹茶の選定・アドバイスは、岡山の老舗茶舗「有隣堂茶舗」の協力をいただきました。

※お抹茶の振る舞いは無料です。

 

  油亀 この展覧会のみどころは...
   
 

茶室

点前 お抹茶を振舞います。
今回の展覧会に向けて備前の土を数トン油亀の土間に運び込み、約一週間かけてお茶室を作ります。  出来上がったお茶室では来場者のみなさんに、作家自らお抹茶を点て、振舞います。 今回の展覧会ためだけの土で出来たお茶室の中で、作家の作品でお抹茶を味わえる楽しい試みです。 お抹茶は老舗茶舗「有隣堂茶舗」の選りすぐりで、三大庭園「後楽園」で使われるとても香りのよい抹茶を入れます。 抹茶を点てる水は、備前から美味しい温泉水を汲んできたものを使います。 お茶菓子は、備前特産の黒まめを甘く炊いたものをお出しします。 (お抹茶の振る舞いは無料です。)
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藤田祥 「花器」

大皿

山村富貴子 「もも作戦」

展覧会がスタートしました。
お客さまのご好意でまるで踊りだすかのような花々が作品と共演しています。

ごはんの時間が楽しくなりそうな食器たち。

山村富貴子 「もも作戦」。
このほかに絶滅危惧種の動物たちが会場でお出迎えします。
 

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藤田祥 「茶碗 黒備前」

土のお茶室でお抹茶の振る舞い

藤田祥 「文様ぐい呑み」

 

 

今回初公開。渾身の一作「黒備前茶碗」。

土のお茶室でお抹茶を振舞います。

山村富貴子 「文様ぐい呑」。

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藤田祥 「サイコロ花器」

藤田祥 「黒備前茶碗」

山村富貴子 「リオコメネズミ」

 

 

藤田祥 「サイコロ花器」。

藤田祥 「黒備前茶碗」。

山村富貴子 「リオコメネズミ」の陶板。

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山村富貴子 五寸平皿

藤田祥 「サイコロ」花器

焼き色がとってもおしゃれなお皿たち。

トーンの落ち着いた焼き色はみどりの食材を盛りつけてもよく似合います。 土のお茶室ではサイコロの花器に花がそっと生けられています。 焼き色がとってもおしゃれなお皿たち。
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備前の土の風景

藤田祥 「花入」

藤田祥 「大壷」

 

 

お茶室につづく備前焼の飛び石。

廊下を進むと赤い落ち葉のじゅうたんと花器がお出迎えします。

藤田祥 「窯変壷」。

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山村富貴子 「リオコメネズミ」

藤田祥 「花器」

藤田祥 「大鉢」

 

 

山村富貴子 「リオコメネズミ」

庭にも花器が飾られています。

藤田祥 「大鉢」。

 

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山村富貴子 「掛け花入れ」

藤田祥 「サイコロ」

藤田祥 「フタモノ」

 

 

「掛け花入れ」に花が踊ります。

備前焼のサイコロ。ちゃんと振れます。

藤田祥 「フタモノ」。

 

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いっぷくした後にはすばらしい作品を、ゆっくりと堪能ください。

みなさまのご来場を、作家・スタッフとも心よりお待ちしております。

 

プレスリリース

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「リビングおかやま」 チャ・ノヘヤを取り上げていただきました。

タウン情報おかやま

「タウン情報おかやま」 チャ・ノヘヤを紹介していただきました。

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「岡山日日新聞」 チャ・ノヘヤを紹介していただきました。

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「毎日新聞」 チャ・ノヘヤを紹介していただきました。

FMおかやま フレッシュモーニングで藤田祥氏が出演「チャ・ノヘヤ」を語ります。 2008年11/18 9:25〜 

毎日新聞社が取材にお越しくださいました。

oniビジョン 11月25日夕方のニュースで紹介されます。

RSKラジオで生中継していただきました。


 

 

アートスペース油亀 「チャ・ノヘヤ」造りワークショップ

「チャ・ノヘヤ」では11/11〜16の6日間、油亀の土間スペースに即席の白いお茶室を造るワークショップを行います。

期間中13:00〜17:00でご一緒にお茶室塗りをお手伝いいただけるサポーターを随時募集しています。

作家と共に会場作りをしてみませんか?

ご興味をお持ちの方は、スタッフまでお気軽にお尋ねください。

アートスペース油亀 086-201-8884 (担当:かしわど)

 →お茶室造りは無事に終了しました。

今回ご参加いただいた、たくさんの方々に心より感謝致します。

 

※作家在廊 

11/17〜30の期間中、全日在廊予定。 

 

artist profile

藤田 祥 Fujita Syo

1978 和歌山市に生まれる
1987 洋画家小野教治教室で4年間美術全般を学ぶ
1993 洋画家山内久光教室で3年間デッサンとデザインを学ぶ
1997 和歌山市の陶芸家川崎泰明・中村実に陶芸の基本を学ぶ
1998 備前陶芸センターにて陶芸研修
1999 同センター終了後、橋本画廊に入り、橋本和哉氏に5年間師事する
2004 独立、初窯を出す
岡山県美術展、日本伝統工芸中国支部展、田部美術館茶の湯の造形展各入選
2008 アートスペース油亀「チャ・ノヘヤ」開催

 

山村 富貴子 Yamamura Fukiko

1978 大阪に生まれる
1996 大阪市立工芸高等学校インテリアデザイン科卒業
1998 神戸山手女子短期大学芸術科卒業
1998 備前陶芸センターで一年間基礎を学ぶ
1999 窯元桃蹊堂に入り十七代木村桃山に6年間指導を受ける
2005 第39回女流陶芸入選
倉敷、大阪、東京で個展を開催

2008 アートスペース油亀「チャ・ノヘヤ」開催

 

 

 

 

藤田祥・山村富貴子 作陶展 「チャ・ノヘヤ」

2008.11/17(月)〜30(日) 

open 11:00 close 19:00

期間中は無休

会場:アートスペース油亀

協力:有隣堂茶舗

 

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