「珈琲のための器展―お酒はなくても、生きていける。―」2022年の最新情報はこちら ↓ ↓ ↓
アートスペース油亀企画展「珈琲のための器展―お酒はなくても、生きていける。―」
2022年2/5土→3/21月・祝 11:00→19:00
入場無料、火曜日は展示替えのため休廊
会場:アートスペース油亀
住所:〒700-0812 岡山市北区出石町2-3-1
お問い合わせ:086-201-8884
2010年にスタートした油亀の大人気企画「 珈琲のための器展ーお酒はなくても、生きていける。ー」この展覧会は今回で13回目を迎えます。
珈琲が好きで好きでたまらない、全国各地の珈琲好きな作り手を探し回りました。
北海道から沖縄までの陶芸家・木工作家・ガラス作家 70名が、本展のために 7000点を超える作品を作り上げました。
珈琲カップやマグカップ、カップ&ソーサーにエスプレッソカップ、陶製ドリッパー、珈琲と楽しむケーキのお皿や、珈琲メジャー、
珈琲フィルター立てなど、珈琲好きな作り手だから生み出せる、珈琲にとことんこだわりぬいたうつわの大祭典!
ご自宅での時間がより幸せに感じるような、気持ちもほっとあたたまる作品が一堂に会します。
◆最新の展覧会情報
アートスペース油亀企画展「珈琲のための器展ーお酒はなくても、生きていける。ー」
実店舗ギャラリー「アートスペース油亀」では2021年1/30土 スタート!
web通販展は2021年2/16火 スタート!
珈琲が好きで好きでたまらない、全国各地の珈琲好きな作り手を探し回りました。 北海道から沖縄までの陶芸家・木工作家・ガラス作家 64名が、本展のために 6000点を超える作品を作り上げました。 珈琲カップやマグカップ、カップ&ソー サーにエスプレッソカップ、陶製ドリッパー、珈琲と楽しむケーキのお皿や、珈琲メジャー、珈琲フィルター立てなど、珈琲好きな作り手だから生み出せる、珈琲にとことんこだわりぬいたうつわの大祭典! ご自宅での時間がより幸せに感じるような、気持ちもほっとあたたまる作品が 一堂に会します。 この展覧会は今回で 12 回目を迎えます。
◆参加作家 安藤大悟(三重県)、井上尚之(熊本県)、内村宇博(愛知県)、内山太朗(三重県)、馬川祐輔(兵庫県)、梅田健太郎(熊本県)、江口誠基(福岡県)、江口香澄(福岡県)、大隈美佳(神奈川県)、大澤哲哉(愛知県)、大園篤志(大阪府)、岡美希(大分県)、岡モータース(愛知県)、小倉夏樹(愛知県)、加地学(北海道)、加藤祥孝(岐阜県)、金澤尚宜(熊本県)、叶谷真一郎(兵庫県)、栢野紀文(愛知県)、喜多代京子(神奈川県)、工藤和彦(北海道)、工房いろは(沖縄県)、シマシマポタリ(沖縄県)、白神典大(岡山県)、末石昌士(熊本県)、須賀文子(岐阜県)、高島悠吏(愛知県)、高山愛(愛知県)、田川亞希(東京都)、タナベヨシミ(福岡県)、坪井俊憲(岐阜県)、寺村光輔(栃木県)、土井康治朗(香川県)、遠山貴弘(佐賀県)、鳥居あい(愛知県)、夏草(滋賀県)、野村亜矢(愛知県)、長谷川哲也(愛知県)、八田亨(大阪府)、浜坂尚子(愛知県)、肥後博己(大分県)、ヒヅミ峠舎(山口県)、平沢崇義(熊本県)、古谷浩一(滋賀県)、ほりゆめこ(神奈川県)、前田一郎(長野県)、益子淳一(茨城県)、増田光(愛知県)、松塚裕子(東京県)、松本郁美(滋賀県)、馬渡新平(北海道)、水垣千悦(大分県)、宮崎孝彦(滋賀県)、ミヤチヤスヨ(愛知県)、武者千夏子(北海道)、矢尾板克則(新潟県)、八木橋昇(滋賀県)、柳川謙治(栃木県)、柳忠義(福岡県)、山下透(京都府)、山脇隆(広島県)、山村富貴子(岡山県)、山本泰三(滋賀県)、吉田崇昭(福岡県)、他。
◆入場制限のご案内 ※感染症対策のため、初日2021年1月30日(土)11:00からの1時間のみ予約制の入場制限を行います。 12時以降も20名以上のご来場がある場合は入場制限を行います。 2021年1月30日(土)11:00〜11:50は入場チケットを「油亀のweb通販」にて申し込み受け付けいたします。 ※入場チケットは1月18日(月)19:00受付スタート※先着20名様 その後も混雑時は入場制限を行う場合がございます。 マスク着用のうえご来館いただき、会場入り口で手指消毒と検温をお願いいたします。 また、体調の悪い方はご来店をお控えください。 感染拡大防止のためにも、みなさまのご理解ご協力を重ねてお願い申しあげます。どうぞよろしくお願いいたします。
■News 東北地方太平洋沖地震 義援金の受付を開始しました。 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、東北地方を中心に甚大な被害をもたらし、多くの死傷者および行方不明者が出ています。 被害を受けられた方々に、心よりお見舞い申し上げます。 アートスペース油亀では「東北地方太平洋沖地震義援金」を開設いたしました。 ギャラリー内に設置した、義援金募金箱の全額を被災者の救援に役立てるため、日本赤十字社に寄付いたします。
また、「珈琲のためのうつわ展」および、「豆皿だけのうつわ展」の収益の一部を同じく寄付いたします。
■うつわの数だけ、味がある。
今日、カフェにきたお客様が言っていた。 「私には、思い出の味が二つある」って。 お父さんとお母さん。 二人がいれたコーヒーは、まったく味が違うけど。 どちらもとても美味しかった。
お客様はそう言いながら、私のいれたコーヒーを飲んでくれた。 ご両親は、別々のコーヒー豆をつかってたんですか? そう聞いたら。 優しい目をしたお客様。 私にこっそり教えてくれた。
同じコーヒー豆をつかっても、まったく味が変わるんだ。 いいかい。器の数だけ、味があるんだよ。
熊本県 小代焼 ふもと窯 井上尚之さんのスリップウェア ドットのカップ&ソーサー 教えてもらった、器の秘密。この秘密を使ったら。 もっともっと、美味しいコーヒーがいれられる。 私のいれたコーヒーが、お客様の「思い出の味」になりますように。
珈琲豆をつくる人。珈琲豆を焙煎する人。珈琲を淹れる人。
珈琲を飲む人。 そして、珈琲のための器をつくる人。 私たちが普段何気なく飲んでいる珈琲。 多くの人の手をへて、私たちのもとに届いてる。 珈琲が大好きな陶芸家は、珈琲がもっと美味しくなるように。 試行錯誤。 日夜、珈琲のための器を考える。 陶芸家が生み出した、珈琲のための器たち。
同じ豆の珈琲が、うつわでかわるその瞬間。 ウソの様なホントの話。 器かわれば、味かわる。
珈琲をもっと美味しく、もっと楽しくために。 珈琲好きの陶芸家が考えた珈琲のための器が、一同に介します。 コーヒーカップ、マグカップ、そばちょこにカフェオレボウル。 ドリッパーやミルクピッチャー。 珈琲にぴったりの焼菓子には、小さなおさら。 珈琲のための器、約300点が、みなさまをお待ちしています。
会場には、珈琲の器具も展示します。 おすすめの珈琲店や、珈琲豆もご紹介。 コーヒーが好きな人は、さらに珈琲が大好きに。 珈琲がそんなに好きじゃない人も、
珈琲が好きになってしまうかも。 うつわを通して掌に伝わる、珈琲のぬくもり。 昭和の香りが懐かしい、ストーブのぬくもり。 築130年の古民家「油亀」に、珈琲時間を楽しみにきませんか?
普段、岡山では見ることが出来ない、北の国の陶芸家たちの作品も数多くやってきます。
■油亀スタッフが綴る展覧会の舞台裏 作品情報をリアルタイムにお届けします。
新潟県からは、矢尾板克則さんの象嵌マグ 見た目の「かわいい」と使い安さを兼ね合わせたカップです。 写真は今回のために油亀がお願いして制作してもった別注トールマグシリーズです。
福岡県の人気アーティスト タナベヨシミさんのなんともかわいいフタつきマグカップ。 頭の中をそのまま指だけでひねり出したかのような、手びねりの作品です。 すべて一点もの。写真ひだりのフタは、鈴になっていて、飲み物ができたら人を呼べます。
新潟県の矢尾板克則さんの象嵌ポット。 こどもが描いたような模様やメッセージが施されています。 先の細い道具を使い、即興で描かれた溝に、別の土をすりこみすりこみ・・・ 最後に全体を研ぎ出すと、下から模様が浮かび上がる象嵌という技法で作られています。 こちらもかわいいのに、水の切れがピタッと止まる、抜群に使いやすい作品です。
新潟県の矢尾板克則さんの小皿作品「Note」シリーズ。 使い古したノートをモチーフに、一枚一枚ちぎった感じまで・・・。 こんなお皿でお茶菓子が出てきたら、それだけで話が弾みますね。
熊本県は天草から亀山サ苗さんのツバメのカップ&ソーサー ドイツでデザインの勉強をされた亀山サ苗さん。 故郷の天草で採れる良質の石「天草陶石」で整形し、 呉須を砕いてすり鉢で何日もすりすりすりすり。 それを水に溶いて、一筆ずつ、精神統一して、器に染付を施します。 描いているときは石を水に溶いたようなものなので、 墨汁のようなねずみ色ですが、窯の温度がぴたっとあえば、 この深い青が生まれます。 「だみ」と呼ばれる濃い部分と滲むような淡い表情。 ぜひ実物をお手に取ってご覧ください。 亀山サ苗さんは、2011年7月にアートスペース油亀で個展を開催します。
熊本県 梅田健太郎さんの粉引珈琲カップ 唐津で修業された梅田健太郎さんのロクロの味が出た、 毎日使ってしまいそうなうつわです。 白化粧を施した粉引の表面には、下に使った土の鉄分がぷつぷつと模様のように上がり、 また、うっすらやわらかいピンク色のような色が見える焼き色が絶妙です。
熊本県 梅田健太郎さんの絵唐津四寸皿です。 鉄釉でさっと描かれた穂の模様が、お菓子のようにおいしそうな表面に出ています。
熊本県 天草の許斐良助さんの天草陶石マグカップです。 青空と茜空を思わすような取っ手が楽しいです。 許斐良助さんが窯を構える熊本県の天草は良質の磁器の原料「天草陶石」が採れる産地です。 真っ白を出すことができる天草陶石は、石の中の白い部分と、鉄分が含まれる黒い部分とに分けられます。 普段、黒い鉄の部分は使われずに捨てられてしまう物なのですが、 許斐良助さんはこの鉄をうまく作品に取り入れ、独特の茶色の風合いを出しています。
熊本県天草の許斐良助さんの「月の皿」です。 天草陶石を堅く焼締め、仕上がった表面には、 月の満ち欠けをあらわすような、三日月の模様が描かれています。 ケーキにもお料理にも、とっても映える一枚です。
福岡県のタナベヨシミさんのペーパードリッパー立てです。 今回の「珈琲のための器展」のために特別に作ってもらいました。 外国の建築物のような佇まいに、織部のように深い緑や、淡いオレンジが彩色されています。 こんなペーパードリッパー縦があれば、珈琲を煎れるのが楽しくなりそうですね。
中国地方 初登場! 北海道から参加の馬渡新平さん。 埼玉出身、萩焼で修行し、現在は小樽で窯を構えられています。 こちらは茶色地に刷毛目を施したマグカップです。 馬渡さんの持ち味の、生成りの刷毛目は塗り方一つに思いの込め方が伺えます。 マグカップにそばちょこ、湯のみや、お皿などなど。完売作品続出です。
熊本県 小代焼ふもと窯の井上尚之さん。 こちらは、飴色がなんともおいしそうな、パン皿です。 雑誌のBRUTUS(ブルータス)さんでもたびたび取り上げられる井上さんの作品たち。 スリップウェアと呼ばれる技法で作られています。 写真の角皿の作り方は、板の上に土を四角に固め、 上から阿蘇山の火山灰を混ぜた茶色の化粧土を塗ります。 さらに上からチョコケーキにホイップをかけるように、天草陶石を混ぜた白色の土を塗ります。 最後に型を上から押しあて、ひっくり返してリムの部分を整形し、焼き上げます。 おいしそうに塗れたときほど、良い器が出来上がる。 井上さんのスリップウェアでした。
熊本県 天草の亀山サ苗さんのカップ&ソーサー「雨雲」 「ゴロゴロッ、ザーザー」と音が聞こえてきそうな なんともシュールなカップです。 亀山サ苗さんの器は、手に取ると思わずくるくるくるくる何周もまわしてしまいます。
亀山サ苗さんは、2011年7月にアートスペース油亀で個展を開催します。
福岡から柳忠義さんの「赤とってカップ」シリーズ。 カップ一つにこれほど手をかけてもらえるなんて、 うつわが喜ぶ声が聞こえてきそうな作品たちです。 どの部分を見ても、ため息がでそうなくらいすばらしい。 とっての部分は楽焼と同じような低温焼成でしか生まれない赤色が。 飲み口の金彩や、見込み部分の作り込みまで、すべてが楽しい作品です。 柳忠義さんとタナベヨシミさんは、2011年9月にアートスペース油亀で個展を開催します。
広島県の山奥で作られる岡美希さんのマグカップ「ぞうさん」 はみ出すぐらい元気いっぱいの絵は、線を一本ずつ手で引っ掻いて描く 掻き落としという技法で作られています。 「キリンさん」や「クジャクさん」が今回のために限定で油亀に並んでいます。 岡美希さんは来月4月16日からアートスペース油亀で個展「ガーデン」を開催します。 花が咲き始める季節に、鳥たちと、かわいい植物がモチーフの新作がずらり。 みなさま、ぜひお立ち寄り下さい。
山形県の今野安健さんの「白磁面取グラス」 唐津の中川自然坊さんのもとで修業された今野安健さん。 磁器のロクロをひいても、土でロクロをひくように 指のあとが残るような仕上げをされます。 さくっと面取りした感じがとても気持ちの良いカップです。
珈琲のための器展に登場 するのは、全国各地の気鋭陶芸家、井上尚之(小代焼)、梅田健太郎(唐津焼)、岡美希(掻き落とし)、亀山郷(唐津)、亀山サ苗(染付)、五嶋竜也(白磁)、許斐良助(天 草陶石焼締)、今野安健(白磁)、末石昌士(粉引)、タナベヨシミ(釉彩)、間美恵(亜鉛華結晶)、眞弓亮司(呉須釉)、馬渡新平(刷毛目)、矢尾板克則(象 嵌)、柳忠義(磁器) 展覧会の会場に、とってもすてきな差し入れが! アートスペース油亀の会場にもいつも使わせてもらっている和紙を取り扱う、 岡山の人気和紙ショップ「和紙屋うめだ」の梅田さんより梅の木をいただきました。 油亀にやってきたときは、まだつぼみだったのですが、 日に日に大きくなって、咲いてくれました。 展覧会後半に満開です。
■期間中イベントのご案内 期間中は、作家のうつわで珈琲を楽しんでいただける、「珈琲喫茶室」も開店します。 また、油亀だけの特別ブレンドも登場します。
焙煎したての珈琲をその場で煎れます。
油亀のもうひとつの空間。ブリキの倉庫もあったかいカフェに。
3月13日には、ホワイトデーイベントも行います。 岡山では食べることが出来ない、とっておきのショコラが皆様をお待ちしております。
期間中は毎日「珈琲の時間」 煎りたて挽きたての珈琲を。 あなたのために、ひとつひとつ。 心をこめてお点てします。
3月13日(日)は「ショコラの時間」 一足お先に、あなただけ。 とっておきのショコラをご用意。 県内では売ってない、 絶品ショコラの登場です。
■展覧会の開催期間 アートスペース油亀企画展 「珈琲のための器展」 ーうつわの数だけ、味がある。ー
2011年2月26日(土)ー3月13日(日) open 11:00 close19:00 入場無料
■会場 アートスペース油亀 〒700-0812岡山県岡山市北区出石町2ー3ー1 086-201-8884 http://aburakame.web.fc2.com/
会場は築130年の旧油問屋です。
■周辺駐車場のご案内 油亀のマップと周辺駐車場のご案内はこちら →
■テキスト、写真撮影 アートスペース油亀
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