アートスペース油亀企画展「桃灰作器・リハイクル ―桃から生まれたうつわたち―」
会期 :2016 年 7 月 23 日(土)→ 31 日(日)の 9 日間
open11:00 close19:00入場無料 会期中無休
会場:アートスペース油亀
住所:〒700-0812 岡山市北区出石町2-3-1
お問い合わせ:086-201-8884
■参加陶芸家
梅田健太郎<熊本県>、寺村光輔<栃木県>、八田亨<大阪府>、林拓児<愛知県>、日高伸治<岡山県>、日高直子<岡山県>、馬渡新平<北海道>、三浦圭司<山口県>、三浦アリサ<山口県>
■展覧会協力
にご桃農園(岡山市北区今岡)、横木農園(岡山市北区佐山)、Campanio(岡山市北区芳賀)



■会場までの交通案内

■news!! 作家在廊情報
2016年7月30日(土)桃灰作器・リハイクル 参加作家の日高伸治さん、日高直子さんがアートスペース油亀に在廊されます。
釉薬のこと、桃灰のこと、陶芸のこと、お尋ねいただけるチャンスです!
■news!! 桃灰の追加作品が到着しました!!



■news!! 特別イベントのご案内
展覧会の開催に合わせて、桃農家のみなさんのご協力により、とれたての桃の即売会、桃のかき氷や、桃スカッシュなどの桃を味わうカフェも開催いたします。

「桃の即売会」なつごころ、清水白桃など、桃農家のみなさんの協力で、とれたての桃の即売会を開催いたします。
一玉250円から
「MOMOかき氷」 会期中は毎日開催。
岡山の桃を使用した、絶品!自家製シロップのかき氷が登場いたします。
太陽の光をいっぱいに浴びてすくすくと育った、芳醇な桃のうまみをお楽しみください。
自家製シロップのMOMOかき氷 600円
とれたての岡山の桃を三温糖でシロップに仕上げました。特製MOMOシロップのさわやかな風味をお楽しみください。ミルクがとっても似合います。お口の中でとろけます!!
自家製シロップの「ブラッディオレンジ」 600円
ブラッディオレンジをカルダモン、三温糖で煮込み、カモミール系のハーブでシロップに仕上げました。ミルクがとっても似合います。お口の中でとろけます。
自家製シロップの「常夏ハイビスカス」 600円
上にはブラッディオレンジ、下にはローズヒップとハイビスカスをコリアンダーで仕立てたハイビスカスシロップ、愛媛県産の美生柑(みしょうかん)のピールをちらします。
本日のスペシャル「スウィートプラム」 800円
とれたてのプラムをカルダモンとクローブで、とろけるほどとろっとろのジャム状に煮込みました。上には愛媛県産の美生柑(みしょうかん)のピールをちらします。下には岡山の桃で作った特製MOMOシロップがかかって、まさに最高の組み合わせです。
自家製シロップのMOMOスペシャル 1000円
とれたての岡山の桃をごろっとのせて! 上は愛媛県さんの美生柑 (みしょうかん)ピールとMOMOシロップ、下半分はスウィートプラムが楽しめます。
「MOMOスカッシュ」 500円
岡山の白桃を使用した、絶品!自家製シロップをシュワっとスカッシュにしあげました。
爽やかな桃の風味をお楽しみください。
MOMOかき氷の果肉入り。暑いときにぴったりのスカッシュです。タンブラーでどうぞ!
■news!! マスコミご掲載情報
2016.7.30 朝日新聞さんで、ご紹介いただきました。
2016.7.28 毎日新聞さんで、ご紹介いただきました。

2016.7.26 RSK山陽放送さんの「イブニングニュース」で、ご紹介いただきました。
2016.7.23 山陽新聞さんで、ご紹介いただきました。

2016.7.23 リビングおかやまさんで、ご紹介いただきました。
2016.7.21 FMおかやまさんの「フレッシュモーニング岡山」に出演させていただきました。

■「リハイクル」とは?
豊富な水、四季を通じて、日本の各地では、様々な果樹が育てられています。
岡山では清水白桃などの「桃」の生産が盛んです。
美味しい桃が出来るまでに、農家の方々はたくさんの手入れを行い、大切に育てます。
生育過程での木々の剪定もそのうちのひとつです。
剪定されて切り落とされた木々は普段は処分されてしまいます。
油亀では、その処分されてしまう枝や木について考えました。
処分されてしまうはずの桃の木々を回収し、全国の気鋭陶芸家に届けたのです。
陶芸家たちは木の灰を釉薬として再生させ、それぞれの技法を使って、新しいうつわを創りだす。
今までに無い、新しい運動をスタートさせました。
木・灰・うつわをつなぎ、循環させることで、新しいサイクルを作り出していく。
回り続ける歯車のように「灰をリサイクルし続けていく」という思いを込めて、「リハイクル」と名づけました。
■「桃でうつわをつくる」
本展覧会は、「リハイクル」の第一弾として開催いたします。
桃の生育の中で剪定し処分されるはずの桃の枝。
油亀は岡山の生産者の方々の協力を得て、桃の枝や、それらを燃やした灰を分けていただけるようになりました。
この枝を燃やして作った灰を各地の気鋭陶芸家にお届けし、その灰から釉薬を考えて、新しいうつわを生み出していきます。
灰を釉薬にする過程や、うつわに仕上げるまでの技法は、陶芸家によってそれぞれ異なります。
同じ岡山の桃の灰を使って、どれだけの個性あふれるうつわが生み出されるか、ぜひご期待ください。
展覧会には、農家の方々が桃を育てる様子や、作り手の制作過程も一部ご紹介いたします。
■桃の実がなり、灰になるまで。
アートスペース油亀のスタッフは、2015年より岡山の桃農家のみなさまのもとへ、桃の生育過程を勉強しに通いました。
桃の花に受粉させるところから、蕾をまびく摘蕾、実を選別する摘果作業、雨風や太陽の日差しから桃の実を守る袋掛け、そして収穫。
ひとつの桃ができるまでに、桃農家のみなさんは、見えないところで一年中大切に手をかけられていることを知りました。
収穫が終わり、次の桃のシーズンに向けて、冬の時期に伸びた枝を切り落とす剪定を行います。
剪定した桃の枝は、普段、燃やして処分されています。
このプロジェクトでは、普段処分されているはずの桃の灰を集めて、陶芸家のもとに届けるのです。
切り落とした桃の枝は、他の樹木とくらべてとても細いので、燃やしても燃やしても僅かな量の灰にしかなりません。
しかし、この活動を知った桃農家のみなさんは、出来る限り純粋な桃の灰が集まるように、長い時間と手を掛けて一本ずつ桃の枝を燃やしてくださりました。
会場では、実際に桃の枝の展示や、桃の成長過程をパネルでご紹介しています。
また、陶芸家が桃の灰を釉薬にするまでの過程もご覧になれます。(写真協力:陶芸家 日高伸治・日高直子)
■作品点数と内容
そば猪口、ぐい呑み、徳利、片口、小付、向付、鉢、プレート、お皿、飯碗、花器などなど。200点を展示販売いたします。
油亀だけの限定釉!!本邦初公開の桃灰作品を一挙大公開!!
北海道から熊本まで、灰のエキスパート。各地の陶芸家が作り上げます。
桃をイメージしたカタチ・造形、絵付け、また、桃料理を盛り付けることをイメージしたうつわ、桃に関連した物語を盛り込んだ作品などなど、大登場。
桃の灰から生まれる色を純粋に追い求めた作品、それぞれの技法と桃の灰を掛けあわせて生まれる新しい釉薬作品なども登場いたします。
■作品紹介
八田亨/ Toru Hatta<大阪府>「桃灰作品」
八田亨/ Toru Hatta<大阪府>「桃灰7寸リム鉢ナチュラル」
八田亨/ Toru Hatta<大阪府>「桃灰ドラ鉢」
八田亨/ Toru Hatta<大阪府>「桃灰7寸リム鉢」
八田亨/ Toru Hatta<大阪府>「桃灰蕎麦猪口」
八田亨/ Toru Hatta<大阪府>「桃灰一輪挿し」
八田亨/ Toru Hatta<大阪府>「桃灰飯椀」
八田亨/ Toru Hatta<大阪府>「桃灰7寸リム鉢」
八田亨/ Toru Hatta<大阪府>「桃灰深鉢」
八田亨/ Toru Hatta<大阪府>「桃灰どんぶりナチュラル」

日高伸治/ Shinji Hidaka<岡山県>「桃灰釉 刻花鉢」
日高伸治/ Shinji Hidaka<岡山県>「桃灰釉作品」
日高伸治/ Shinji Hidaka<岡山県>「桃灰釉 輪花鉢」
日高伸治/ Shinji Hidaka<岡山県>「桃灰釉 染付小鉢」
日高伸治/ Shinji Hidaka<岡山県>「桃灰釉 湯呑み」
日高伸治/ Shinji Hidaka<岡山県>「桃灰釉 徳利」
日高伸治/ Shinji Hidaka<岡山県>「桃灰釉 台皿」
日高伸治/ Shinji Hidaka<岡山県>「桃灰釉 刻花鉢」

日高直子/ Naoko Hidaka<岡山県>「桃灰釉作品」
日高直子/ Naoko Hidaka<岡山県>「桃灰釉 桃おじさん」
日高直子/ Naoko Hidaka<岡山県>「桃灰釉 桃箱」
日高直子/ Naoko Hidaka<岡山県>「桃灰釉 のぞき猪口」
日高直子/ Naoko Hidaka<岡山県>「桃灰釉 こ桃皿」
日高直子/ Naoko Hidaka<岡山県>「桃灰釉 桃おじさん」

林拓児/ Takuji Hayashi<愛知県>「桃灰作品」
林拓児/ Takuji Hayashi<愛知県>「桃灰付高台浅鉢」
林拓児/ Takuji Hayashi<愛知県>「桃灰付高台浅鉢」
林拓児/ Takuji Hayashi<愛知県>「桃灰ソバチョコ」
寺村光輔/ Kosuke Teramura<栃木県>「桃灰釉スリップウェア取皿」
寺村光輔/ Kosuke Teramura<栃木県>「桃灰釉そば猪口」
寺村光輔/ Kosuke Teramura<栃木県>「桃灰釉5寸鉢」
寺村光輔/ Kosuke Teramura<栃木県>「桃灰釉八角皿」
寺村光輔/ Kosuke Teramura<栃木県>「桃灰釉作品」
寺村光輔/ Kosuke Teramura<栃木県>「桃灰釉隅入小皿」
寺村光輔/ Kosuke Teramura<栃木県>「桃灰釉オクトゴナル5寸皿」
寺村光輔/ Kosuke Teramura<栃木県>「桃灰釉4.5寸皿」

三浦圭司・三浦アリサ/ Keiji Miura・Arisa Miura<山口県>「桃灰作品」
三浦圭司・三浦アリサ/ Keiji Miura・Arisa Miura<山口県>「桃灰作品」
三浦圭司・三浦アリサ/ Keiji Miura・Arisa Miura<山口県>「桃灰釉染付鳥唐草うんすけ」
三浦圭司・三浦アリサ/ Keiji Miura・Arisa Miura<山口県>「桃灰釉染付猪口」

馬渡新平/ Shimpei Mawatari<北海道>「桃灰作品」
馬渡新平/ Shimpei Mawatari<北海道>「桃灰ヒビ粉引鉢」
馬渡新平/ Shimpei Mawatari<北海道>「桃灰ヒビ粉引6寸平皿」
馬渡新平/ Shimpei Mawatari<北海道>「桃灰磁器杯」
馬渡新平/ Shimpei Mawatari<北海道>「桃灰磁器杯」
馬渡新平/ Shimpei Mawatari<北海道>「桃灰ヒビ粉引5寸皿」
梅田健太郎/ Kentaro Umeda<熊本県>「唐津桃灰小付/絵唐津、皮鯨」
■参加陶芸家
梅田健太郎<熊本県>、寺村光輔<栃木県>、八田亨<大阪府>、林拓児<愛知県>、日高伸治<岡山県>、日高直子<岡山県>、馬渡新平<北海道>、三浦圭司<山口県>、三浦アリサ<山口県>
■参加作家プロフィール
梅田健太郎 / Kentaro Umeda
熊本県宇土市在住
1972年 東京都に生まれる 幼少期を愛知県瀬戸で過ごす
1996年 唐津焼の中川自然坊氏に師事
1999年 修行を終えアジアを周遊
2000年 帰国 熊本県宇土市瀬田にて焼き物を始める
2003年 愛知県瀬戸にて修行
2010年より、毎年アートスペース油亀の企画展に参加
寺村光輔 / Kosuke Teramura
栃木県芳賀郡益子町在住
1981年 東京都に生まれる
2004年 法政大学経済学部卒業、益子にて若林健吾氏に作陶を学ぶ
2008年 益子町大郷戸に築窯 独立
2015年 アートスペース油亀企画展 寺村光輔のうつわ展「温故知新」
八田亨 / Toru Hatta
大阪府堺市在住
1977年 石川県金沢に生まれる
2000年 大阪産業大学工学部環境デザイン学科卒業
2003年 独立
2004年 穴窯築窯
賞歴・入選歴 日本クラフト展(2000)朝日現代クラフト展(2002、2005)
朝日陶芸展 入選(2002)
林拓児 / Takuji Hayashi
愛知県瀬戸市在住
1977年 愛知県に生まれる
2002年 倉敷市芸術科学大学卒業
2005年 瀬戸市窯業技術センターにて、基本的な釉調合を学ぶ
2006年 愛知県窯業高等技術専門校 修了
2006年-2010年まで、多治見の窯元で賃挽をする
日高伸治 / Shinji Hidaka
岡山県備前市在住
1972年 愛知県に生まれる
1995年 東京芸術大学美術学部絵画専攻卒業
1997年 同、大学院絵画専攻終了
2011年 愛知県窯業高等技術専門校終了
2012年 岐阜県瑞浪市にて築窯、制作開始
2016年 岡山県備前市に移住
日高直子 / Naoko Hidaka
岡山県備前市在住
1993年 桑沢デザイン研究所テキスタイルデザイン専攻卒業
2011年 愛知県立窯業高等技術専門校修了
2016年 岡山県備前市に移住
馬渡新平 / Shinpei Mawatari
北海道余市郡在住
1976年 埼玉県に生まれる
1995年 札幌西高等学校卒業
2001年 京都伝統工芸専門学校卒業
2002年 萩焼松野緑坂江窯にて修行
2004年 札幌市内に工房を建てる
2012年 秋田県仙北群に移転
2015年 北海道余市郡に移転
三浦圭司 / Keiji Miura
1981年 山口県岩国市に生まれる
2003年 國學院大学卒業
2005年 京都府立陶工高等技術専門学校卒業
2006年 京都市工業試験場修了
2007年 沖縄県読谷山焼 北窯 松田米司氏に師事
2011年 通化寺窯にて田村悟朗と共に作陶
2015年 柳井市に移住
三浦アリサ / Arisa Miura
1981年 沖縄県宜野湾市生まれ
2003年 北海道浅井学園大学卒業
2008年 沖縄県読谷山焼 北窯 與那原正守氏に師事
2014年 柳井市に夫圭司と共にヒヅミ峠舎設立
八田亨/Toru Hatta<大阪府>「桃灰釉7寸リム鉢」
■特別イベント展覧会の開催に合わせて、桃農家のみなさんのご協力により、とれたての桃の即売会、桃のかき氷や、桃スカッシュなどの桃を味わうカフェも開催いたします。
もぎたての大玉の桃たちも勢揃いです。
「桃の即売会」なつごころ、清水白桃など、桃農家のみなさんの協力で、とれたての桃の即売会を開催いたします。
一玉250円から
「MOMOかき氷」 会期中は毎日開催。
岡山の桃を使用した、絶品!自家製シロップのかき氷が登場いたします。
太陽の光をいっぱいに浴びてすくすくと育った、芳醇な桃のうまみをお楽しみください。
自家製シロップのMOMOかき氷 600円
とれたての岡山の桃を三温糖でシロップに仕上げました。桃の果肉とさわやかな風味をお楽しみください。
自家製シロップのMOMOスペシャル 800円
とれたての岡山の桃をごろっとのせて! 上は愛媛県さんの美生柑 (みしょうかん)ピール、下半分はスウィートプラムが楽しめます。
「MOMOスカッシュ」 500円
岡山の桃を使用した、絶品!自家製シロップをシュワっとスカッシュにしあげました。
爽やかな桃の風味をお楽しみください。
MOMOかき氷の果肉入り。暑いときにぴったりのスカッシュです。タンブラーでどうぞ!
アートスペース油亀企画展「桃灰作器・リハイクル ―桃から生まれたうつわたち―」
会期 :2016 年 7 月 23 日(土)→ 31 日(日)の 9 日間
open11:00 close19:00入場無料 会期中無休
会場:アートスペース油亀
住所:〒700-0812 岡山市北区出石町2-3-1
お問い合わせ:086-201-8884
■参加陶芸家
梅田健太郎<熊本県>、寺村光輔<栃木県>、八田亨<大阪府>、林拓児<愛知県>、日高伸治<岡山県>、日高直子<岡山県>、馬渡新平<北海道>、三浦圭司<山口県>、三浦アリサ<山口県>
■展覧会協力
にご桃農園(岡山市北区今岡)、横木農園(岡山市北区佐山)、Campanio(岡山市北区芳賀)


■会場までの交通案内