
アートスペース油亀企画展 馬渡新平のうつわ展「 素ーSuー 」
2018年9月15日(土)〜24日(月・祝)の10日間 open 11:00 → 19:00 入場無料 ※会期中無休
会場:アートスペース油亀
住所:〒700-0812 岡山市北区出石町2-3-1
お問い合わせ:086-201-8884
作家在廊日:2018年9月15日(土)16日(日)※在廊日が一日増えました。
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馬渡新平さんの新作 片口すり鉢シリーズ。
刷毛目、フルーツ粉引き、フルーツ白釉、フルーツ緑灰釉、フルーツオリーブなど。
仕上げも絵柄も、一点ずつ違います。
馬渡新平さんの刷毛目平鉢。
馬渡新平さんの新作 フルーツ灰小鉢。
◆北海道の土から生まれたうつわ
陶芸に携わる仕事をしていると、日本は「土」の国だと思うことがあります。
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良質な粘度層があるからこそ、岡山の備前をはじめ、瀬戸、常滑、丹波、越前、信楽の六古窯(ろっこよう)が盛えてきたのだと。
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陶芸史を読んでいると痛感します。
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一方、それ以外の地域は陶芸に向いてないのかと、素朴な疑問が湧いたことがありました。
例えば北海道は?
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年間の約半分は、地面の下まで雪に埋もれている。
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凍てつく寒さにさらされた、パサパサの土。
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必然、陶芸には向かない土地と思われてきました。
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しかし、この北海道の土だからこそできる表現があるのではないか。
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信念のもと、北海道の土の特性を引き出す焼き物を作り出す陶芸家たちが現れました。
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彼らはその作品をもって、北海道の土から生まれる焼き物の魅力を教えてくれたのです。
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今回、油亀で個展を開催する馬渡新平さんもそのうちの一人。
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彼が作りあげるうつわたち。
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ここには、北海道の「土」が宿っています。

■馬渡新平×板東珈琲(北海道) 本展限定「トイトイブレンド」
札幌の板東珈琲さんは、馬渡新平さんのいきつけの珈琲店。
本展では自家焙煎のスペシャルブレンドが登場いたします。
板東珈琲さん命名の「トイトイブレンド」は、馬渡さんの作品から着想を得て誕生しました。
「トイトイ」とはアイヌ語で「土」を意味します。
土が持つ優しさ。静穏な佇まい。
何よりぬくもり。
それらはまさに、馬渡さんそのもの。
今回しか味わえない幻の珈琲豆は、
柔らかな中にも力強さを秘めています。
※20袋の限定販売 100g 648円
馬渡新平さんの刷毛目マグカップ。
■馬渡新平×中野ファーム 太陽と海の恵み 「余市のトマトジュース」
北海道余市。
馬渡さんが愛するトマト農園、中野ファームさん。
海から吹く潮風と。燦々と注ぐ太陽を浴びて。
すくすくと成長した大玉のトマトたち。
糖度はなんと!9度以上!!
そんなトマトから生まれたトマトジュースは、まさに至高の逸品。
トマトジュースの概念をくつがえす味、ご堪能あれ。
※30本の限定販売 180ml 648円
中野ファームさんの採れたてのトマト。
中野ファームさんの太陽と海の恵み 「余市のトマトジュース」
馬渡新平さんのうつわと料理。
「食器は料理のきもの」という言葉がある。
美の求道者、北大路魯山人が残した言葉だ。
良い料理には、良い食器が必要である。
至極当たり前なのだが、実際のところ、難しい。
うつわに盛り付けられる料理のことを、常にイメージする。
イメージを、うつわとして生みだし続ける。
そのような陶芸家は、稀有な存在だからだ。
だがここに、この高いハードルを越える人がいる。
背伸びをしない。奇をてらわない。
身の回りにある素材を使い、黙々とうつわを作り続けている。
縁、たわみ、削りの一つ一つ。
彼が生み出した手仕事の「跡」すべてが、料理の魅力を引きだしている。
この素晴らしき「料理のきもの」を後世に伝えていくことが、私の使命なのだ。
アートスペース油亀 代表 柏戸喜貴
馬渡新平さんの刷毛目板皿にカルパッチョをのせて。
馬渡新平さんの刷毛目リム鉢とトマトスープ。
生み出すのは「料理のきもの」
新作の片口すり鉢をはじめ、
刷毛目や灰釉、ヒビ粉引。
技法を駆使した板皿、
リム皿、深鉢、ドラ鉢、
小鉢、たわみ鉢、
そば猪口、マグカップ、
片口、花器など、
「料理のきもの」に相応しい
馬渡新平のうつわの数々、800点を超えて大集合!
※展示作品はすべて販売いたします。
※油亀のweb通販にて、web通販展も開催いたします。

馬渡新平さんのヒビ粉引きリム皿。
アートスペース油亀企画展 馬渡新平のうつわ展「 素ーSuー 」
2018年9月15日(土)〜24日(月・祝)の10日間 open 11:00 → 19:00 入場無料 ※会期中無休
会場:アートスペース油亀
住所:〒700-0812 岡山市北区出石町2-3-1
お問い合わせ:086-201-8884
作家在廊日:2018年9月15日(土)16日(日) ※在廊日が一日増えました。
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馬渡新平さんの新作フルーツ釉。 余市で栽培されるりんごや梨、さくらんぼなどのフルーツの果樹を燃やし、その灰から釉薬を生み出しました。
馬渡新平さんの白ヒビ粉引角皿。
馬渡新平さんの刷毛目平鉢。
馬渡新平さんのヒビ粉引きリム皿。
撮影:アートスペース油亀
■馬渡新平 プロフィール
馬渡新平/Shinpei Mawatari
1976 年 埼玉県生まれ。
京都伝統工芸専門学校を卒業後、
萩焼松野緑栄窯にて修行。
2004年北海道へ。
現在は北海道余市にて作陶に励む。
のびのびとした刷毛目をはじめ、
独特の風合いのヒビ粉引、余市の果物から生まれた釉薬作品など、
温かみがあふれるうつわは、料理の魅力を最大限に引き出してくれる。
馬渡新平さんのヒビ粉引き洋皿。
馬渡新平さんのヒビ粉引き板皿。
馬渡新平さんのヒビ粉引きスープ碗。
馬渡新平さんの刷毛目フリーカップ。
馬渡新平さんの一品作 ヒビ粉引き大鉢。
馬渡新平さんの新作 フルーツ灰そばちょこ。
馬渡新平さんの平皿8寸。
馬渡新平さんの刷毛目フタモノ。
馬渡新平さんの刷毛目マグカップ。
馬渡新平さんの刷毛目平鉢。