滋賀県信楽で作陶に励む陶芸家、八木橋 昇(やぎはし のぼる)。
もともとは多摩美術大学で油絵を専攻していました。
油絵を学ぶ中で、ひとつの色を発色させるために、何層もの下地を重ねることを習得。
さらに、下地を重ねて発色させるというその方法は、陶芸の世界でも応用できると確信。
彼は、陶芸の扉をたたき、陶芸家の道を進むことになりました。
今日に至るまで、その技法をうつわ作りに反映させています。
現在は日本を代表する陶芸家として、表現の追求を重ねています。
その作品は、他の追随を許さぬ造形美と実用美を併せ持っています。
アートスペース油亀は、彼の軌跡を三年ごとに追い続けており、今回で四回目の個展を開催いたします。
八木橋昇の造形力は、芸術としてのうつわを彷彿とさせるのはもちろんのこと、
日々の生活、日常の暮らしの中で使う日用品としてのうつわの魅力を、兼ね備えています。
美しいと言われるうつわは、美しい一方で、日常使いにすることをためらってしまうものが多いのが現状です。
そんな中にあって、八木橋昇のうつわは「美」と「実用」の両者を内包する、稀有なる作品といえるでしょう。
本展では、八木橋昇が独自に調合した土から生まれる日常食器、酒器、茶器、花器、耐熱陶器などが集結。
季節折々の食材を包み込み、テーブルを照らすような渾身作、一品作が約800点超、油亀の会場を彩ります。
八木橋昇が独自に調合した土から生まれる日常食器、酒器、茶器、花器、耐熱陶器など、傑作・一品作を含めた約800点が油亀に集結いたします。
大人気のティーポット、カップ & ソーサー、マグカップ、スープカップ、フリーカップ、
リム皿、楕円皿、角皿、段皿、たわみ皿、豆皿、コンポート、鉢、すり鉢、ボウル各種、耐熱作品、
飯碗、シュガーポット、ミルクピッチャー、酒器、ぐい、とくり、花器、花入れ、水差し、ジャグ、カトラリースタンドetc。
※作品はすべて展示販売いたします。
※お子様から大人まで、どなたでもご来場いただいただけます。